ハワイの草花、樹木などの植物がモチーフの幾何学模様のデザインのハワイアンキルト。
現在のキルトのデザインはプルメリアやハイビスカスの花、ロケラニというマウイ島のバラや、
イリマというオアフ島の黄色い花、それにラワエやマイリの葉など、ハワイの植物をモチーフに
デザインされたものがほとんどです。
ハワイでは植物にマナ(霊力)が宿っていると信じられており、聖なる植物を丹誠込めて
縫い上げることに女性たちの誇りと願いが込められていたようです。
歴史は古く、18世紀末にカメハメハ一世によってハワイが統一され王国として誕生し、
19世紀に入って、布教活動に訪れた宣教師の妻たちによって、初めてパッチワークが紹介されました。
ハワイの博物館には、王家の紋章やハワイ国旗をキルトしたものが、多く残されています。
手縫いですから、大変手間がかかり大きい物になると数ヶ月から半年以上もかかります。
ですがその分、ハワイアン・キルトの価値は高く評価され、ハワイの高級ホテルでは
ロビーにキルトのタペストリーが飾られています。
ハワイでは、キルトを自分で縫って大切な人へ贈るのが一般的です。
一針一針、思いを込めて作られるハワイアンキルトは、最近ではインテリア小物としても人気です。
テーブルマットやクッションなどは手頃な値段で買うことができます。

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